・天神川河口 (東郷湖羽合臨海公園) 湯梨浜町、北栄町 関連サイト:
天神川は豊かな自然が残され水質が良いのでサケの遡上があり、アユの放流も行われています。河口には砂州があり、カモ類、カモメ類、アジサシ類がやってきます。春と秋には、タカブシギ、トウネン、キョウギョシギ、メダイチドリなど多種類のシギ・チドリの仲間が羽を休めます。夏、ヨシ原は二万羽のツバメのねぐらとなります。冬は河口から新天神橋上流あたりにかけてアイサ類やオオバンが飛来します。 天神桜づつみ公園近くの中州周辺は冬にはコハクチョウのねぐらとなります。毎年百羽前後は夜間にここで羽を休め、昼間はえさ場へと移動します。河口部を含む中流から下流域にかけては、コミミヅク、ハヤブサ、ハイイロチュウヒ、ミサゴ、ノスリ、オオタカなども観察できます。 なお、河口の東側の羽合平野の休耕田では、8月中旬から9月にかけてエリマキシギ、コアオアシシギ、ヒバリシギなど旅の途中のシギ・チドリの仲間が飛来することが確認されています。 また、河口西側の海岸近くの松林では、4月から5月にかけて渡りの途中の夏鳥や冬鳥の姿を見ることができます。 /「とっとりの野鳥」(鳥取県農林水産部森林保全課発行 2003年) より抜粋・転載 「探鳥地ご案内」に戻る |